新 勝手にコム論
元宝塚歌劇団雪組トップスター朝海ひかるさん!舞台道を走り続ける朝海さんのちょっぴり昔の記録です^^
飛び立った女優コム
- 2008/03/08 (Sat) |
- コム論 |
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- ▲Top
3月5日に発売された春野さんのラストデイを見ました。
もちろん母のもの。
『ラストデイ』を見ていると何だか懐かしいですねぇ。
コムちゃんの2006年もこんなだったな~とか(*´∀`*)
楽の劇場入りの様子も全然ムードが違う。
トップさんとその組の組子たちが作りだすものって
やっぱりそれぞれ全然違うものなんですねぇ~(*´∀`*)
コム「みなさん生きてますか~??オハヨウございます!!」
拡声器でみんなの大笑いの中、始まったコムちゃんの挨拶。
あの雰囲気、すっごい好きなんですよ。
春野さん「みんなと公演できるのがうれひぃよぉぉぉ(泣)」
周りの組子も顔を真っ赤にしてすすり泣きが聞こえてきます。
どちらも千秋楽の自然な一場面なんですよね~。・゚・(ノД`)・゚・。・。
実家で見た春野さんのグダグダ挨拶に姉と2人でドン引いちゃったなんて言えないよ。
共通して言えることは、どちらの組もすっごい2番手さんが頑張って働いていたということ(笑)
水さんはプーさんの耳をつけながら、
あれあれしているコムちゃんをサササと階段の方に先導して、
時間どおり、計画どおりに進むように働いていらっしゃるし(笑)
真飛さんも白いふわふわを粗相のないように、
春野さんの肩に通してあげて、みんなの指揮をとっているし!
2番手さんて大変だ。
私は絵麻緒さんのサヨナラ楽屋入りを
ビデオで、しかも宝塚の方だけしか見たことないですが、
そのときの2番手コムちゃんはラジカセを持上げて、
ふらふらと歩いていたよ・・・。
どっちかと言うと、相手役のまひるちゃんが
ちゃきちゃき動きまくっていましたね(笑)
うん。いいと思う。それで。
コムちゃんらしいもの(*´∀`*)
まひるちゃんらしいもの(*´∀`*)
そう言えば、最近、スカイステージで
『サザンクロスレビュー』だとか、
『君に恋してラビリンス』だとか、
『ブルー・スワン』だとか・・・・
花組時代のコムちゃんをよく見かけましたよ(*´∀`*)ノ
若いねぇ・・・。
これからどんな可能性もいっぱい引き出せる頃ですもんね~。
この頃から追いかけたかった・・・(遅)
そしたらもっともっとコムちゃんの成長が楽しめたのになぁ!!
今はコムちゃんという役者さんが1度完成して、
それから女優さんというエリアへ移っていかれた・・・。
そして広い世界へと飛び立ったコムちゃんの情報は少なくなった。・゚・(ノД`)・゚・。・。
あ!!4月は久しぶりにコムちゃんの素トークが拝めるみたい。
スカステでコムちゃんとカシちゃんのOG番組が放送されるようなので^^
あと、懐かしの宙組『エリザベート』。
これは20分に編集しなくっちゃね。
あと、わたるアンドレ版『ベルサイユのばら』がやっと流されるんだってね。生で観ることができなかった湖月さんのアンドレ!!毒殺のシーンでムギムギされるコムちゃんがやっと見れるんだね。・゚・(ノД`)・゚・。・。
2006年当時のように盛り上がれるかしら・・・論者(・ ・)
あの興奮っぷりは尋常じゃなかったし・・・・(遠)
この冷ややかさよ(笑)
ときの流れを感じます。
もちろん母のもの。
『ラストデイ』を見ていると何だか懐かしいですねぇ。
コムちゃんの2006年もこんなだったな~とか(*´∀`*)
楽の劇場入りの様子も全然ムードが違う。
トップさんとその組の組子たちが作りだすものって
やっぱりそれぞれ全然違うものなんですねぇ~(*´∀`*)
コム「みなさん生きてますか~??オハヨウございます!!」
拡声器でみんなの大笑いの中、始まったコムちゃんの挨拶。
あの雰囲気、すっごい好きなんですよ。
春野さん「みんなと公演できるのがうれひぃよぉぉぉ(泣)」
周りの組子も顔を真っ赤にしてすすり泣きが聞こえてきます。
どちらも千秋楽の自然な一場面なんですよね~。・゚・(ノД`)・゚・。・。
共通して言えることは、どちらの組もすっごい2番手さんが頑張って働いていたということ(笑)
水さんはプーさんの耳をつけながら、
あれあれしているコムちゃんをサササと階段の方に先導して、
時間どおり、計画どおりに進むように働いていらっしゃるし(笑)
真飛さんも白いふわふわを粗相のないように、
春野さんの肩に通してあげて、みんなの指揮をとっているし!
2番手さんて大変だ。
私は絵麻緒さんのサヨナラ楽屋入りを
ビデオで、しかも宝塚の方だけしか見たことないですが、
そのときの2番手コムちゃんはラジカセを持上げて、
ふらふらと歩いていたよ・・・。
どっちかと言うと、相手役のまひるちゃんが
ちゃきちゃき動きまくっていましたね(笑)
うん。いいと思う。それで。
コムちゃんらしいもの(*´∀`*)
まひるちゃんらしいもの(*´∀`*)
そう言えば、最近、スカイステージで
『サザンクロスレビュー』だとか、
『君に恋してラビリンス』だとか、
『ブルー・スワン』だとか・・・・
花組時代のコムちゃんをよく見かけましたよ(*´∀`*)ノ
若いねぇ・・・。
これからどんな可能性もいっぱい引き出せる頃ですもんね~。
この頃から追いかけたかった・・・(遅)
そしたらもっともっとコムちゃんの成長が楽しめたのになぁ!!
今はコムちゃんという役者さんが1度完成して、
それから女優さんというエリアへ移っていかれた・・・。
そして広い世界へと飛び立ったコムちゃんの情報は少なくなった。・゚・(ノД`)・゚・。・。
あ!!4月は久しぶりにコムちゃんの素トークが拝めるみたい。
スカステでコムちゃんとカシちゃんのOG番組が放送されるようなので^^
あと、懐かしの宙組『エリザベート』。
これは20分に編集しなくっちゃね。
あと、わたるアンドレ版『ベルサイユのばら』がやっと流されるんだってね。生で観ることができなかった湖月さんのアンドレ!!毒殺のシーンでムギムギされるコムちゃんがやっと見れるんだね。・゚・(ノД`)・゚・。・。
2006年当時のように盛り上がれるかしら・・・論者(・ ・)
あの興奮っぷりは尋常じゃなかったし・・・・(遠)
この冷ややかさよ(笑)
ときの流れを感じます。
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思ひ出の名古屋中日劇場
- 2008/02/25 (Mon) |
- 水雪論 |
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- ▲Top
初々しさがお好き。
ということで、真飛さんところの名古屋中日劇場公演に行ってきました(*´∀`*)
初めての名古屋!!
スケジュールみっちりで観光もしてきました!!
名古屋はいいところでしたッ。
論者が名古屋で働いていたら、
オアシス21の草原で毎日ランチをしたいな!!とか、
桜山駅近くの住宅地で経営されている天むす屋さんには
週に1回は行かなきゃ気がすまないな!!とか、
名古屋の地下鉄の標識はすっごい分かりやすいけれど、
地下街は絶対に同じところに出れないな!!とか、
名古屋城の散策は思ったよりも時間がかかり、足が疲れるな!!とか、
いろいろと楽しい旅でございました(*´∀`*)
そして名古屋と言えば、4年前には朝海さんもここで
公演されてて、樹里さんとトークショーもしたのでしたね・・・(懐)
お2人のトークショーで話題になった、
名鉄百貨店ヤング館前のナナちゃん人形もばっちりカメラに収めました。
見た途端にホントに爆笑ッッ!!
足ながッッ!!
白ッッ!!
そして窮屈そうッッ!!
2月は献血キャンペーンのため、お衣装は白衣でした。
今回の花組公演は真飛さんのプレお披露目ということでしたが、
それにしては、とっても落ち着いてらして、
ファンへのサービスも大盛り上がりで(*´∀`*)
トップに就任した学年は違うけれど、
その昔、コムちゃんがプレお披露目で全国を回っていたときは、
こんな雰囲気じゃなかったな~(ビデオでしか知らないけれど)と。
もっと「なったばっかです。・・・精一杯やりますが・・・どうでしょう。」
みたいな空気感だったように思うし、もっと堅かった!!
2番手のカシちゃんも押し出しが強くなくって、優男で・・・
えりたんみたいに前へ前へ出てなかった・・・・。
(それは性格の問題か?)
真飛さんにはまだまだ可能性がいっぱい詰っていて、
これからの花組もどんどん盛り上がっていくんだろうなと
思うことが出来た公演でしたね~(*´∀`*)
コムちゃんとはちょっと危ういところが似ています。
そんな発展途上なトップさんは素敵です。
今回の『ラブ・シンフォニーⅡ』のパレードのぎんぎらぎんのお衣装、
シルクハットを目深にかぶった姿が、
『タカラヅカ・グローリー』のコムちゃんに似ているんですよぉ(*´∀`*)
顔が見えちゃうと全然違うけれど。
まだまだ成長を遂げそうな真飛さんと、
自己顕示欲の強いえりたんと、
闘争心が無さ気なのにスター街道を突き進む愛音さんと、
渋いのにタッパが残念な未涼さんと、
いつでも一生懸命な華形さんと、
何だか浮いちゃう望月くんと、
相手役を首がひん曲がるほどに見つめる彩音ちゃんと、
芸達者すぎる野乃すみ花ちゃんと・・・・
ほ~ら、こんなにも花組には魅力的な人材が!!
いやぁ~・・・・。
朝海さんが卒業するときに、
水さんの雪組も引き続き応援するぞ!!と思ったのですが、
もう完成しきった水さんと、
貫禄が大有りなとなみちゃんと、
いつでも背景がグレーな感じの彩吹さんと、
誰よりもスターな音月くんと、
やっぱり見た目とのギャップがあちらこちらで激しい凰稀さんと、
何でどうして大月さん!?と・・・
う~む。
やっぱりトップが変わると雰囲気が変わる!
空気感が変わる!!
「朝海さんがいない雪組なんてッッ!!」という
ダメな思いも1つの要因かな・・・?
論者の中では、今は花組が突き進んでます。
その次が雪、宙、星、・・・・・・・月。
(・ ・)ノ
次の花大劇を観に行くかは不明だけど。
そして前トップのサヨナラ作品を
すぐその後の新トップのお披露目に使用するのは、
ファンも複雑。・゚・(ノД`)・゚・。・。
朝海さんと水さんが『Joyful!!』をやったのとは訳が違う。
あれくらい年数が経っていると、まだ和らぐけれど、
わたるさんのファンも、春野さんのファンも
キツかっただろうな~と思いました(`ε´)ノ
手抜きはいかんぜップロデューサー!!
そう言えば、ゆうひさんが花に組替え・・・?
・・・・・月。
8月にはこの劇場で『エリザベート』が上演されるんだぁ~(*´∀`*)
かなり客席と近いッ近いッッ!!
わくわくですねぇ^^
ということで、真飛さんところの名古屋中日劇場公演に行ってきました(*´∀`*)
初めての名古屋!!
スケジュールみっちりで観光もしてきました!!
名古屋はいいところでしたッ。
論者が名古屋で働いていたら、
オアシス21の草原で毎日ランチをしたいな!!とか、
桜山駅近くの住宅地で経営されている天むす屋さんには
週に1回は行かなきゃ気がすまないな!!とか、
名古屋の地下鉄の標識はすっごい分かりやすいけれど、
地下街は絶対に同じところに出れないな!!とか、
名古屋城の散策は思ったよりも時間がかかり、足が疲れるな!!とか、
いろいろと楽しい旅でございました(*´∀`*)
そして名古屋と言えば、4年前には朝海さんもここで
公演されてて、樹里さんとトークショーもしたのでしたね・・・(懐)
お2人のトークショーで話題になった、
名鉄百貨店ヤング館前のナナちゃん人形もばっちりカメラに収めました。
見た途端にホントに爆笑ッッ!!
足ながッッ!!
白ッッ!!
そして窮屈そうッッ!!
2月は献血キャンペーンのため、お衣装は白衣でした。
今回の花組公演は真飛さんのプレお披露目ということでしたが、
それにしては、とっても落ち着いてらして、
ファンへのサービスも大盛り上がりで(*´∀`*)
トップに就任した学年は違うけれど、
その昔、コムちゃんがプレお披露目で全国を回っていたときは、
こんな雰囲気じゃなかったな~(ビデオでしか知らないけれど)と。
もっと「なったばっかです。・・・精一杯やりますが・・・どうでしょう。」
みたいな空気感だったように思うし、もっと堅かった!!
2番手のカシちゃんも押し出しが強くなくって、優男で・・・
えりたんみたいに前へ前へ出てなかった・・・・。
(それは性格の問題か?)
真飛さんにはまだまだ可能性がいっぱい詰っていて、
これからの花組もどんどん盛り上がっていくんだろうなと
思うことが出来た公演でしたね~(*´∀`*)
コムちゃんとはちょっと危ういところが似ています。
そんな発展途上なトップさんは素敵です。
今回の『ラブ・シンフォニーⅡ』のパレードのぎんぎらぎんのお衣装、
シルクハットを目深にかぶった姿が、
『タカラヅカ・グローリー』のコムちゃんに似ているんですよぉ(*´∀`*)
顔が見えちゃうと全然違うけれど。
まだまだ成長を遂げそうな真飛さんと、
自己顕示欲の強いえりたんと、
闘争心が無さ気なのにスター街道を突き進む愛音さんと、
渋いのにタッパが残念な未涼さんと、
いつでも一生懸命な華形さんと、
何だか浮いちゃう望月くんと、
相手役を首がひん曲がるほどに見つめる彩音ちゃんと、
芸達者すぎる野乃すみ花ちゃんと・・・・
ほ~ら、こんなにも花組には魅力的な人材が!!
いやぁ~・・・・。
朝海さんが卒業するときに、
水さんの雪組も引き続き応援するぞ!!と思ったのですが、
もう完成しきった水さんと、
貫禄が大有りなとなみちゃんと、
いつでも背景がグレーな感じの彩吹さんと、
誰よりもスターな音月くんと、
やっぱり見た目とのギャップがあちらこちらで激しい凰稀さんと、
何でどうして大月さん!?と・・・
う~む。
やっぱりトップが変わると雰囲気が変わる!
空気感が変わる!!
「朝海さんがいない雪組なんてッッ!!」という
ダメな思いも1つの要因かな・・・?
論者の中では、今は花組が突き進んでます。
その次が雪、宙、星、・・・・・・・月。
(・ ・)ノ
次の花大劇を観に行くかは不明だけど。
そして前トップのサヨナラ作品を
すぐその後の新トップのお披露目に使用するのは、
ファンも複雑。・゚・(ノД`)・゚・。・。
朝海さんと水さんが『Joyful!!』をやったのとは訳が違う。
あれくらい年数が経っていると、まだ和らぐけれど、
わたるさんのファンも、春野さんのファンも
キツかっただろうな~と思いました(`ε´)ノ
手抜きはいかんぜップロデューサー!!
そう言えば、ゆうひさんが花に組替え・・・?
・・・・・月。
8月にはこの劇場で『エリザベート』が上演されるんだぁ~(*´∀`*)
かなり客席と近いッ近いッッ!!
わくわくですねぇ^^
朝海ファンとしての頂点時代
- 2008/02/17 (Sun) |
- コム論 |
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スカパー800チャンネルで、スカステに先立って
『堕天使の涙』『タランテラ!』のハイビジョン放送がありました!!
今日の夜にはスカステで初回ランだと思うのですが、
やっぱり待ちきれずにハイビジョンに走りました。
『堕天使』は最初と最後だけを、
そして『タランテラ!』はずぅぅ~っとテレビの前から離れられずに
男役・朝海ひかるに釘付けになっちゃいました。
やっぱりカッコイイのだ。
やっぱり美なのだ。
やっぱり論者は男役・朝海ひかるに心奪われておったのだ。
ショーも中詰の黒の羽根モフモフ朝海さんの輝かしいことッッ!!
販売DVDでも大好きな場面で、何度も見ました。
ラストディのDVDでカットされていた出だしの部分も流れ、
朝海さんの男前な「あ~~~ぃぅやぁッッ!!」とか「おぅッッ」とかの
掛け声もとっても素敵でしてね。・゚・(ノД`)・゚・。・。
♪この一瞬ぅをぉぉぉ~♪の力を込めた歌い方、
心から中詰を楽しむ朝海さんがいました。
次の場面でえりたんが銀橋に1人残るときの、盛り上げも
朝海さんの掛け声が1番大きく響いてました。
改めて見ると、かなり朝海さんの出番が多い。
黒燕尾でまぁちゃんと踊るデュエット。
久々にまぁちゃんを優しく見つめる朝海さんを見ることが出来ました。
『ワンダーランド』あたりから、見れなくなっていた顔でした(`ε´;)
黒燕尾の朝海さんと白、黄色、ゴールドの雪ん子たちが踊る最後の群舞!!
ここまで来たときに、もう何とも言えない感情にぶち当たりましてね・・・
心は2006年12月24日ですよ。・゚・(ノД`)・゚・。・。
♪いつか君の夢も 空に溶ける せめて今だけでも 繋ぎとめよう ここに♪
未来さんの大きな歌声が会場に響き、
あの頃のファン心理にガラっと引き戻され、
しかもその後に大階段を上っていく朝海さんを送り出し歌う音月くんの苦しそうな、それでも笑顔をくずさない音月くんの強さ。・゚・(ノД`)・゚・。・。
ラストの舞台の映像はかなり心に悪い。
でも見て感動しちゃう自分がいて、
時は移り、今も舞台で活躍する朝海さんは
もうずっと前の方を見ていて、
それを見守り、追いかけていきたい気持ちはある!!
けれど(・ ・)
あの魔法の世界の男役・朝海ひかるからもらっていた
あのアドレナリン全開のファン心には敵わない気がする。
『堕天使の涙』『タランテラ!』のハイビジョン放送がありました!!
今日の夜にはスカステで初回ランだと思うのですが、
やっぱり待ちきれずにハイビジョンに走りました。
『堕天使』は最初と最後だけを、
そして『タランテラ!』はずぅぅ~っとテレビの前から離れられずに
男役・朝海ひかるに釘付けになっちゃいました。
やっぱりカッコイイのだ。
やっぱり美なのだ。
やっぱり論者は男役・朝海ひかるに心奪われておったのだ。
ショーも中詰の黒の羽根モフモフ朝海さんの輝かしいことッッ!!
販売DVDでも大好きな場面で、何度も見ました。
ラストディのDVDでカットされていた出だしの部分も流れ、
朝海さんの男前な「あ~~~ぃぅやぁッッ!!」とか「おぅッッ」とかの
掛け声もとっても素敵でしてね。・゚・(ノД`)・゚・。・。
♪この一瞬ぅをぉぉぉ~♪の力を込めた歌い方、
心から中詰を楽しむ朝海さんがいました。
次の場面でえりたんが銀橋に1人残るときの、盛り上げも
朝海さんの掛け声が1番大きく響いてました。
改めて見ると、かなり朝海さんの出番が多い。
黒燕尾でまぁちゃんと踊るデュエット。
久々にまぁちゃんを優しく見つめる朝海さんを見ることが出来ました。
『ワンダーランド』あたりから、見れなくなっていた顔でした(`ε´;)
黒燕尾の朝海さんと白、黄色、ゴールドの雪ん子たちが踊る最後の群舞!!
ここまで来たときに、もう何とも言えない感情にぶち当たりましてね・・・
心は2006年12月24日ですよ。・゚・(ノД`)・゚・。・。
♪いつか君の夢も 空に溶ける せめて今だけでも 繋ぎとめよう ここに♪
未来さんの大きな歌声が会場に響き、
あの頃のファン心理にガラっと引き戻され、
しかもその後に大階段を上っていく朝海さんを送り出し歌う音月くんの苦しそうな、それでも笑顔をくずさない音月くんの強さ。・゚・(ノД`)・゚・。・。
ラストの舞台の映像はかなり心に悪い。
でも見て感動しちゃう自分がいて、
時は移り、今も舞台で活躍する朝海さんは
もうずっと前の方を見ていて、
それを見守り、追いかけていきたい気持ちはある!!
けれど(・ ・)
あの魔法の世界の男役・朝海ひかるからもらっていた
あのアドレナリン全開のファン心には敵わない気がする。
和服の朝海さんネタで③
『エリザベート』のルドルフWキャストのお2人めが決まったそうですねぇ(*´∀`*)
これで、全キャストが揃ったのかな・・・?
今年8月に、中日劇場を皮切りに始まる4都市公演!!
まだまだコムちゃんのシシィを見ることが出来るっという実感が湧かないけれど、
水面下ではどんどんと東宝エリザベートに向けて進んでいってるのでしょうね!
あッ!!『トライアンフ~』のチラシをやっと入手できました(*´∀`*)
表面の接近加減が半端ないですねッ!
武田くんの堀の深さがすっごいカッコイイ!!
コムちゃんの前髪生え際の渦巻き加減が何だか可愛い!!
そして裏面のぶりぶりドレスのコムちゃんの微笑みよッ!!
かっわいいったらナイね。
少人数ながら、み~んな個性がばんばんチラシからも出まくっていて、
どんな舞台が繰り広げられるのか、今から楽しみですわ(*´∀`*)ノ
しぃかし、こちら兵庫県での公演は平日のみの4公演・・・。
かなり厳しいなぁ・・・・・くぉぉッッ(`ε´)ノ
と、かなりの間、ほったらかしにしちゃいました『おみつさん』。
続きをば・・・。
突然のお静の来訪も、ふね屋の人々の「お化け比べ」に相応しい宴席料理をつくりだそうという熱意に水をさすことはなかったようで、翌日も太一郎と多恵は夜明けと同時に台所にこもり、作業を続けていた。
おりんはその後も、玄之介と話すうちに、ここに彷徨うお化けたちは30年前にこの「ふね屋」の建物のすぐ近くに建っていた興願寺での恐ろしい出来事に関わりがあるのではないか・・・と思うようになった。
30年前のある夜、興願寺は凄まじい炎に包まれ、全焼した。
寺という上物がそっくり燃えてしまった後、焼け跡を掘った・・・・そこからはごそごそと骨が出てきたという。後になって興願寺の坊主たちの話をつき合せて分かったこと。寺に火をつけたのは住職だったのだ。火の手が上がり、騒ぎが始まったとき、住職が寺から逃げていくのを数人の坊主が目撃していた・・・。1人の坊主が言ったという・・・・「ああこれで、やっと恐ろしい厄介が終わる・・・」・・・住職は鬼に魅入られて人の道を踏み外し、たくさんの人を殺めた。山ほど殺めた。芋の皮を剥くように簡単に人を殺して、その骸を寺の裏に埋めていたのだという・・・。
そして、浅田屋と白子屋のお化け比べの当日がやってきた。
晴れ上がり、日差しの明るい日だった。ふね屋の人々は早朝から支度と仕込みにかかり、それはそれは忙しなく働いていた。仕事となると、おりんはうかうかと台所に踏み入ることが許されなくなる。だから顔を合わせることはなかったが、どうやら今回は島次という人が手伝いに来ているようだった。
その内に、背中のあたりが妙に冷や冷やとすることに気がついた。階段の脇にかがんだまま、ひょいと首をよじって後ろを見ると、すぐ目と鼻の先に5人の亡者の1人、按摩のじいさんが、おりんとそっくり同じ格好をして座り込んでいた。
「わわ!」おりんは叫んだ。
幸い、台所の方で騒がしい音がしており、おりんの声には誰も気付かなかったようだ。おりんはそろそろと階段の脇に戻り、按摩のじいさんと向き合った。
「今日のお客さま、うちでお化け比べをするんだって。知っていました?」
按摩のじいさんは額に深いしわを刻みながら階段の上の宴席の間に目をやった。
「本当よ。おじいさんたちの姿も見えるかもしれないね。」
浅田屋と白子屋の娘、お静とおりくの霊力が本物ならば、按摩のじいさんたちがふね屋から離れて成仏できるように、力添えをしてくれるかもしれない・・・とおりんは早口で言い足した。ところが、按摩のじいさんはそれを聞くと、口のへの字に結び、怖い顔になって吐き出すように言い捨てた・・・。
「成仏なんぞ、したないわい。」
おりんはぽかんと口を開けた。
「だけどおじいさん・・・。成仏しなかったら、ずっとここで迷っていなくちゃならないのよ。お化けのまんまでいなくちゃならないのよ。」
「それのどこが悪い」
おりんは返す言葉もなくて、そとんと尻餅をついた。確かにじいさんの言うことには一理ある。お化けたちを成仏させ、ここから立ち退いてもらいたいというのは、おりんの側の都合であり、願いなのである。でも・・・
「でもね、おじいさん。玄之介さまは、あたしがみんなを成仏させる手伝いをして下さるって言ってた。だからあたし・・・・・てっきり、みんなを成仏させるのは良いことだって・・・・だってそうじゃないの、お化けのまんまでいるなんて、悲しくないの。」
按摩のじいさんは鼻を鳴らした。「悲しくなんぞないわい。」
「・・・・・」
「あの若僧はおまえの手前、強がって見せただけじゃ。消えてなくなることを望むような奴がどこにおる。」
「そんな・・・」
よくよく見れば、じいさんの姿は半分透けていて、後ろの羽目板の模様がうっすらと見える。こんな間近にいても、生き物の気配というようなものはなくて、ただしんみりと寒いような感じがするだけだった。それでもじいさんは消えてなくなりたくはないというのだ。玄之介だって本音は同じだというのだ。おりんはすっかり頭が混乱してしまった。
ちょうどその時、台所から大きな盆を捧げて、あの島次という人が出てきたので、おりんは急いで頭を引っ込めた。島次は階段を上がっていく。
「おや、あれは誰じゃ」
按摩のじいさんは階段を上っていく島次を指して訊いたのではなく、階段の下にいる、島次を見上げるようにして立っている男を指していた。
島次より大柄だが、目元のあたりが彼に似た男が、思いつめたような顔をして島次の背中を見送っていた。白い前掛けをしていることろは包丁人の出で立ちで、その姿は半分ほど透けていた・・・。
「あの人もお化けさんだよね。」
おりんは島次に似た男から目を離す事ができなかった。
「さっきの板場の男に憑いていると見える。」
按摩のじいさんは不機嫌そうに言った。
「おりん、そんなところで何をしているの?」
母親の多恵に声をかけられて、おりんは島次に似たその男を見失ってしまった。
「お客さまが来ると、やっぱり賑やかでいいね、お母ちゃん。」
多恵は嬉しそうだった。客商売に効くお薬は、やっぱりお客が来ることなのだとおりんは思った。
「ええ、そうね。今日は大忙しだから、いい子にしていてちょうだいね。」
多恵はそう言って微笑むと、足早に階段を上っていった。
「わしゃ、帰る」
按摩のじいさんはおりんの方を振り向きもせずに、廊下の端まで滑り、消えてしまった。
「おじいさん。この後、もう一組お客さまが来るから、急に出てきたりしないでね。みんなびっくりしちまうから。」
返事はない。これはもっと早くに言っておくべき大事なことだった。
「ね。お願いだからねおじいさん。出るときはあたしにいっぺん声をかけてね。」
「そんなことを言うってことは、あんた、白子屋と浅田屋の巫女さんたちの霊力とやらを信じていないんだね?」
背後でいきなり声がしたので、おりんはびっくりして飛び上がった。
「おやまぁ、そんな顔をすると、目玉が飛び出ちまう、そら、受けてあげようか。」
おみつであった。階段の下から三段目に腰をおろして、笑いながら、おりんの顎の下に手のひらを差し出している。おりんは彼女の足元に寄り、階段の一番下に座った。今日のおみつは髪を櫛巻きにして、白地に藍色の大きな朝顔の柄を染めた浴衣をするりと身に纏っている。三味線も持っていない。ちょうど湯上りのような風情で、とても美しかった。
「白子屋のお静さんと、浅田屋のおりくさんにかかったら、あたしたち行き場のないお化けはみんな呼び出されて、どうして自分たちが未だにこの世に迷っているのか、洗いざらい打ち明けることになるんだろ?だからこそのお化け比べじゃないか」
おみつは面白そうにそう言った。
「按摩のじいさんだって、あたしだって、たとえ出てきたくなくたって、みんな呼び出されちまうはずなんだ。あんたはそうは思わないのかい?」
おりんは溜息をついた。
「そうだよね。だけど、おじいさんはそんなのあてにならないって言ってた。」
「あたしもそう思うよ。」
おみつは櫛巻きにした髪を手でするすると撫でた。
「だって考えてごらんな、先にお静がお祓いとやらに来たときだって、あたしたちは何にも感じやしなかったんだから。」
言われてみればそうなのだ。
「何だかあたし、頭がぐるぐるになってきた。」
おりんは正直に弱音を吐いた。
「いいじゃないか、分からなくても。お化け比べだろうが何だろうが、とにかくここにお客が来てくれたってことだけを喜んでおけばいいんだよ。お客の中身は、あたしたちもあんたにも、もちろんあんたの親たちにも、しょせん関わりのないことさ。」
「ねぇ、おみつさん。」
「何だい?」
「按摩のおじいさんは、成仏なんかしたくないって言ってた。」
おみつは黙っておりんの顔をのぞいている。おりんは足元を見ていた。
「おみつさんもそう?今のままでいたい?消えてなくなるなんて嫌だよね?」
おみつはちょっとまばたきをして、優しく微笑した。
「あんたはあたしたちがここにいるとお邪魔かい?」
おりんは言葉を呑んでしまった。そんなこと考えた事もなかった。
おみつはおりんの頭を軽く撫でた。おりんはすうと冷たいものを髪に感じた。
「本当のところを教えてあげようか。あたしたちはね、自分がどうしてこんな姿でここにいるのか、まずそれが分からないんだ。
人は死んだらどうなるのか、死んだらどこへ行くのか、自分は自分でなくなるのか、それとも自分は自分のままで、この世とは全然別のところに行くのか。
あたしたちにはそれが分からない。だって、死んだのはこれが初めてだからね。玄の字や按摩のじいさんだって、みんな同じさ。あたしたちはここにいる同じ身の上同士のことしか知らないから、お化けにはならない普通の人たちがどこでどうしているものなのか、てんで分からない。知りようもないんだ。
成仏するとどうなるのか、あたしは知らない。普通は成仏するものなんだから、あんたもそうしなさいと言われたら、さいざんすかすみませんねえと思うけれど、さてどうしたら成仏できるか分からない。なぜあたしは成仏していないのか、それも分からない。よっぽどひどい死に方をしたのかしら。」
おみつはころころと笑って、おりんの頭を撫でた。
「何であたしたちはこんな具合に宙ぶらりんになっているんだろ。事情のある死人なんざ、掃いて捨てるほどいるのにさ。どうしてあたしたちだけが変なんだい?それとも、ひょっとしたらこうなることが、成仏するってことなのかもしれないよ、おりんちゃん。あたしたちは何もおかしくないのかもしれないよ。」
おりんの小さな頭がまたぐるぐるとし始めた。
おみつの言うとおりかもしれない。お化けさんたちはこのままでいいのかもしれない。どこにも行くことはないのかもしれない。今こうしていることが、そのままあの世の暮らしなのかもしれない。
「浅田屋さんが来たようだよ。」
おみつに言われて、おりんは目を上げた。
「お揃いだね。」
と、おみつが笑いを含んだ声で言った。
「さあ、どうなるかね・・・」
陽が落ちるころ、宴席は始まった・・・。
長いですね、コレ。
朝海さんのところだけを抜粋するはずが、
やっぱりそれではお話が分からないので、
かなり詳細に書き連ねてしまってます^^;
こんなはずじゃぁぁぁ・・・・・。
もうすぐ上巻がおわります(*´∀`;)
朝海さんの情報なんかないかなぁ~~(`ε´)ツマンナ~イ
これで、全キャストが揃ったのかな・・・?
今年8月に、中日劇場を皮切りに始まる4都市公演!!
まだまだコムちゃんのシシィを見ることが出来るっという実感が湧かないけれど、
水面下ではどんどんと東宝エリザベートに向けて進んでいってるのでしょうね!
あッ!!『トライアンフ~』のチラシをやっと入手できました(*´∀`*)
表面の接近加減が半端ないですねッ!
武田くんの堀の深さがすっごいカッコイイ!!
コムちゃんの前髪生え際の渦巻き加減が何だか可愛い!!
そして裏面のぶりぶりドレスのコムちゃんの微笑みよッ!!
かっわいいったらナイね。
少人数ながら、み~んな個性がばんばんチラシからも出まくっていて、
どんな舞台が繰り広げられるのか、今から楽しみですわ(*´∀`*)ノ
しぃかし、こちら兵庫県での公演は平日のみの4公演・・・。
かなり厳しいなぁ・・・・・くぉぉッッ(`ε´)ノ
と、かなりの間、ほったらかしにしちゃいました『おみつさん』。
続きをば・・・。
突然のお静の来訪も、ふね屋の人々の「お化け比べ」に相応しい宴席料理をつくりだそうという熱意に水をさすことはなかったようで、翌日も太一郎と多恵は夜明けと同時に台所にこもり、作業を続けていた。
おりんはその後も、玄之介と話すうちに、ここに彷徨うお化けたちは30年前にこの「ふね屋」の建物のすぐ近くに建っていた興願寺での恐ろしい出来事に関わりがあるのではないか・・・と思うようになった。
30年前のある夜、興願寺は凄まじい炎に包まれ、全焼した。
寺という上物がそっくり燃えてしまった後、焼け跡を掘った・・・・そこからはごそごそと骨が出てきたという。後になって興願寺の坊主たちの話をつき合せて分かったこと。寺に火をつけたのは住職だったのだ。火の手が上がり、騒ぎが始まったとき、住職が寺から逃げていくのを数人の坊主が目撃していた・・・。1人の坊主が言ったという・・・・「ああこれで、やっと恐ろしい厄介が終わる・・・」・・・住職は鬼に魅入られて人の道を踏み外し、たくさんの人を殺めた。山ほど殺めた。芋の皮を剥くように簡単に人を殺して、その骸を寺の裏に埋めていたのだという・・・。
そして、浅田屋と白子屋のお化け比べの当日がやってきた。
晴れ上がり、日差しの明るい日だった。ふね屋の人々は早朝から支度と仕込みにかかり、それはそれは忙しなく働いていた。仕事となると、おりんはうかうかと台所に踏み入ることが許されなくなる。だから顔を合わせることはなかったが、どうやら今回は島次という人が手伝いに来ているようだった。
その内に、背中のあたりが妙に冷や冷やとすることに気がついた。階段の脇にかがんだまま、ひょいと首をよじって後ろを見ると、すぐ目と鼻の先に5人の亡者の1人、按摩のじいさんが、おりんとそっくり同じ格好をして座り込んでいた。
「わわ!」おりんは叫んだ。
幸い、台所の方で騒がしい音がしており、おりんの声には誰も気付かなかったようだ。おりんはそろそろと階段の脇に戻り、按摩のじいさんと向き合った。
「今日のお客さま、うちでお化け比べをするんだって。知っていました?」
按摩のじいさんは額に深いしわを刻みながら階段の上の宴席の間に目をやった。
「本当よ。おじいさんたちの姿も見えるかもしれないね。」
浅田屋と白子屋の娘、お静とおりくの霊力が本物ならば、按摩のじいさんたちがふね屋から離れて成仏できるように、力添えをしてくれるかもしれない・・・とおりんは早口で言い足した。ところが、按摩のじいさんはそれを聞くと、口のへの字に結び、怖い顔になって吐き出すように言い捨てた・・・。
「成仏なんぞ、したないわい。」
おりんはぽかんと口を開けた。
「だけどおじいさん・・・。成仏しなかったら、ずっとここで迷っていなくちゃならないのよ。お化けのまんまでいなくちゃならないのよ。」
「それのどこが悪い」
おりんは返す言葉もなくて、そとんと尻餅をついた。確かにじいさんの言うことには一理ある。お化けたちを成仏させ、ここから立ち退いてもらいたいというのは、おりんの側の都合であり、願いなのである。でも・・・
「でもね、おじいさん。玄之介さまは、あたしがみんなを成仏させる手伝いをして下さるって言ってた。だからあたし・・・・・てっきり、みんなを成仏させるのは良いことだって・・・・だってそうじゃないの、お化けのまんまでいるなんて、悲しくないの。」
按摩のじいさんは鼻を鳴らした。「悲しくなんぞないわい。」
「・・・・・」
「あの若僧はおまえの手前、強がって見せただけじゃ。消えてなくなることを望むような奴がどこにおる。」
「そんな・・・」
よくよく見れば、じいさんの姿は半分透けていて、後ろの羽目板の模様がうっすらと見える。こんな間近にいても、生き物の気配というようなものはなくて、ただしんみりと寒いような感じがするだけだった。それでもじいさんは消えてなくなりたくはないというのだ。玄之介だって本音は同じだというのだ。おりんはすっかり頭が混乱してしまった。
ちょうどその時、台所から大きな盆を捧げて、あの島次という人が出てきたので、おりんは急いで頭を引っ込めた。島次は階段を上がっていく。
「おや、あれは誰じゃ」
按摩のじいさんは階段を上っていく島次を指して訊いたのではなく、階段の下にいる、島次を見上げるようにして立っている男を指していた。
島次より大柄だが、目元のあたりが彼に似た男が、思いつめたような顔をして島次の背中を見送っていた。白い前掛けをしていることろは包丁人の出で立ちで、その姿は半分ほど透けていた・・・。
「あの人もお化けさんだよね。」
おりんは島次に似た男から目を離す事ができなかった。
「さっきの板場の男に憑いていると見える。」
按摩のじいさんは不機嫌そうに言った。
「おりん、そんなところで何をしているの?」
母親の多恵に声をかけられて、おりんは島次に似たその男を見失ってしまった。
「お客さまが来ると、やっぱり賑やかでいいね、お母ちゃん。」
多恵は嬉しそうだった。客商売に効くお薬は、やっぱりお客が来ることなのだとおりんは思った。
「ええ、そうね。今日は大忙しだから、いい子にしていてちょうだいね。」
多恵はそう言って微笑むと、足早に階段を上っていった。
「わしゃ、帰る」
按摩のじいさんはおりんの方を振り向きもせずに、廊下の端まで滑り、消えてしまった。
「おじいさん。この後、もう一組お客さまが来るから、急に出てきたりしないでね。みんなびっくりしちまうから。」
返事はない。これはもっと早くに言っておくべき大事なことだった。
「ね。お願いだからねおじいさん。出るときはあたしにいっぺん声をかけてね。」
「そんなことを言うってことは、あんた、白子屋と浅田屋の巫女さんたちの霊力とやらを信じていないんだね?」
背後でいきなり声がしたので、おりんはびっくりして飛び上がった。
「おやまぁ、そんな顔をすると、目玉が飛び出ちまう、そら、受けてあげようか。」
おみつであった。階段の下から三段目に腰をおろして、笑いながら、おりんの顎の下に手のひらを差し出している。おりんは彼女の足元に寄り、階段の一番下に座った。今日のおみつは髪を櫛巻きにして、白地に藍色の大きな朝顔の柄を染めた浴衣をするりと身に纏っている。三味線も持っていない。ちょうど湯上りのような風情で、とても美しかった。
「白子屋のお静さんと、浅田屋のおりくさんにかかったら、あたしたち行き場のないお化けはみんな呼び出されて、どうして自分たちが未だにこの世に迷っているのか、洗いざらい打ち明けることになるんだろ?だからこそのお化け比べじゃないか」
おみつは面白そうにそう言った。
「按摩のじいさんだって、あたしだって、たとえ出てきたくなくたって、みんな呼び出されちまうはずなんだ。あんたはそうは思わないのかい?」
おりんは溜息をついた。
「そうだよね。だけど、おじいさんはそんなのあてにならないって言ってた。」
「あたしもそう思うよ。」
おみつは櫛巻きにした髪を手でするすると撫でた。
「だって考えてごらんな、先にお静がお祓いとやらに来たときだって、あたしたちは何にも感じやしなかったんだから。」
言われてみればそうなのだ。
「何だかあたし、頭がぐるぐるになってきた。」
おりんは正直に弱音を吐いた。
「いいじゃないか、分からなくても。お化け比べだろうが何だろうが、とにかくここにお客が来てくれたってことだけを喜んでおけばいいんだよ。お客の中身は、あたしたちもあんたにも、もちろんあんたの親たちにも、しょせん関わりのないことさ。」
「ねぇ、おみつさん。」
「何だい?」
「按摩のおじいさんは、成仏なんかしたくないって言ってた。」
おみつは黙っておりんの顔をのぞいている。おりんは足元を見ていた。
「おみつさんもそう?今のままでいたい?消えてなくなるなんて嫌だよね?」
おみつはちょっとまばたきをして、優しく微笑した。
「あんたはあたしたちがここにいるとお邪魔かい?」
おりんは言葉を呑んでしまった。そんなこと考えた事もなかった。
おみつはおりんの頭を軽く撫でた。おりんはすうと冷たいものを髪に感じた。
「本当のところを教えてあげようか。あたしたちはね、自分がどうしてこんな姿でここにいるのか、まずそれが分からないんだ。
人は死んだらどうなるのか、死んだらどこへ行くのか、自分は自分でなくなるのか、それとも自分は自分のままで、この世とは全然別のところに行くのか。
あたしたちにはそれが分からない。だって、死んだのはこれが初めてだからね。玄の字や按摩のじいさんだって、みんな同じさ。あたしたちはここにいる同じ身の上同士のことしか知らないから、お化けにはならない普通の人たちがどこでどうしているものなのか、てんで分からない。知りようもないんだ。
成仏するとどうなるのか、あたしは知らない。普通は成仏するものなんだから、あんたもそうしなさいと言われたら、さいざんすかすみませんねえと思うけれど、さてどうしたら成仏できるか分からない。なぜあたしは成仏していないのか、それも分からない。よっぽどひどい死に方をしたのかしら。」
おみつはころころと笑って、おりんの頭を撫でた。
「何であたしたちはこんな具合に宙ぶらりんになっているんだろ。事情のある死人なんざ、掃いて捨てるほどいるのにさ。どうしてあたしたちだけが変なんだい?それとも、ひょっとしたらこうなることが、成仏するってことなのかもしれないよ、おりんちゃん。あたしたちは何もおかしくないのかもしれないよ。」
おりんの小さな頭がまたぐるぐるとし始めた。
おみつの言うとおりかもしれない。お化けさんたちはこのままでいいのかもしれない。どこにも行くことはないのかもしれない。今こうしていることが、そのままあの世の暮らしなのかもしれない。
「浅田屋さんが来たようだよ。」
おみつに言われて、おりんは目を上げた。
「お揃いだね。」
と、おみつが笑いを含んだ声で言った。
「さあ、どうなるかね・・・」
陽が落ちるころ、宴席は始まった・・・。
長いですね、コレ。
朝海さんのところだけを抜粋するはずが、
やっぱりそれではお話が分からないので、
かなり詳細に書き連ねてしまってます^^;
こんなはずじゃぁぁぁ・・・・・。
もうすぐ上巻がおわります(*´∀`;)
朝海さんの情報なんかないかなぁ~~(`ε´)ツマンナ~イ
『外伝 ベルサイユのばら』
たまげるとはこういう時に使うんだろうなと思いました・・・。
『外伝 ベルサイユのばら』で地方周り。
雪組→ジェローデル編。
花組→アラン編。
星組→ベルナール編。
これまた、水さんがハズレを掴まされたというか・・・。
まぁ、植じぃが退かなかったという時点で、
筋書きはどんぐり比べなのかもしれませんが(・ ・)
「アラン編」は泣き所がありますもんね。
妹が婚約者に裏切られて、死んでしまうんですよッッ!
しかもアラン兄ちゃんは、元からその婚約には反対していたという!!
そしてアンドレとの男の友情(*´∀`*)
オスカル隊長への報われない恋心。・゚・(ノД`)・゚・。・。
かなりの見所が伺えます。
ディアンヌを彩音ちゃんが演じるのかしら・・・?
組替の白華れみ嬢でも可愛いでしょうねぇッッ!!
どっちにしろ、無理なく、入り込めます。
真飛さんは2001年に1度、アランを演じてらっしゃいますし、
こりゃぁ、花ファンは期待大ッッ!!かもしれない!!
「ベルナール編」!!
論者は、個人的に安蘭さんは「ベルばら」の世界の住人では
ないんじゃないか・・・と思っております。
安蘭さんはやっぱり何と言いましても日本物をさせたらピカイチですし、
アドリブだって、ぽんぽん出てくる方ですから、
こういった型にはまった演目はもったいないというか・・・。
それでも、成し遂げるのが安蘭さんの凄さなんでしょうけれど・・・。
今回はベルナール、黒い騎士ですか・・・。
貴族なんかクソ食らえッッていう姿勢が似合いそうだなぁ・・・(*´∀`*)
あすか嬢のロザリーも、心の優しさが表にどんどん出そうだし。
公式の粗筋を読む限りでは、どこが見せ場なのか、
どうラストをもってくるのかが、多少気になるんですが(・ ・)
安蘭さんと、あすか嬢ならば、どう来ても大丈夫でしょう。
「ジェローデル編」ッッ!!!
水さんが「えッ?私、またベルばらですかッ?」
「ええッ??私、ジェローデルなんですかッッ??」
と、言ったかどうかは分からないですが、
内心そう思ってらしても、いたし方ありませんよねぇ。
正直、水さんのファンも「ベルばら」はもう勘弁なのではないかなぁ・・・。
しかも、ロン毛のボンバージェロ様だよッッ!!
オスカルに向かって「我がシルフィード」とか言っちゃう人だよっっ!!
ジェロが主役なんて考えられない。
「ソフィアが想いを寄せていく・・・・」と粗筋にありますねぇ。
そんなの関係ねぇぇ!!ってココで使わなきゃいけませんね。
フェルゼンの妹に恋心を抱かれるジェローデルのお話(・ ・)
これ・・・・1時間40分、もつんでしょうか?
何なら、『ミロワール』を倍の時間してくれた方が、
喜ぶかもしれないよ(・∀・)ノ
う~ん。コムちゃんだったら、どの外伝がヨロシイかなぁ(*´∀`*)
オスカルの印象が頭に張り付いているから、
けっこう考えるのも難しい!!
コムちゃんのアンドレも見てみたかったかな(・∀・)ノ
想うよりも想われるタイプなのは決定的なんですが、
オスカルを想いすぎて、1人打ちひしがれちゃってるコムドレも
かなり見てみたいかもしれないッ!
その場合のオスカルは、ぜひとも池田銀行にお願いしよう!
男役の中で、コムちゃんよりも華奢な方って居ないに等しいし、
娘役の中で、池田銀行ならば、男装の美女をやってのけるだろうから!!
でも、実際に橋の上で、「オスカルどこだぁぁぁ~~?」っと
自分が撃たれているにも関わらず、オスカルのことが
気になって気になって、探しまくるコムちゃんを見たりなんかした時にゃぁ、
涙が止まらんでしょうなぁ。・゚・(ノД`)・゚・。・。
オスカルが無事だと分かり、
オスカルの姿を思って、
最後は微笑んで死んでいくコムドレ・・・・・・
。・゚・(ノД`)・゚・。・。
見たかったかも。
今回の3役からだと・・・・?
フェルゼンの妹に想われちゃうコムジェロ。
妹を失い、オスカルにも振り向いてもらえないアランコム。
恨めしい貴族の屋敷に匿われ、そこで嫁までもらっちゃうベルコーム。
どれもいらんわ~いッッ!!
『外伝 ベルサイユのばら』で地方周り。
雪組→ジェローデル編。
花組→アラン編。
星組→ベルナール編。
まぁ、植じぃが退かなかったという時点で、
筋書きはどんぐり比べなのかもしれませんが(・ ・)
「アラン編」は泣き所がありますもんね。
妹が婚約者に裏切られて、死んでしまうんですよッッ!
しかもアラン兄ちゃんは、元からその婚約には反対していたという!!
そしてアンドレとの男の友情(*´∀`*)
オスカル隊長への報われない恋心。・゚・(ノД`)・゚・。・。
かなりの見所が伺えます。
ディアンヌを彩音ちゃんが演じるのかしら・・・?
組替の白華れみ嬢でも可愛いでしょうねぇッッ!!
どっちにしろ、無理なく、入り込めます。
真飛さんは2001年に1度、アランを演じてらっしゃいますし、
こりゃぁ、花ファンは期待大ッッ!!かもしれない!!
「ベルナール編」!!
論者は、個人的に安蘭さんは「ベルばら」の世界の住人では
ないんじゃないか・・・と思っております。
安蘭さんはやっぱり何と言いましても日本物をさせたらピカイチですし、
アドリブだって、ぽんぽん出てくる方ですから、
こういった型にはまった演目はもったいないというか・・・。
それでも、成し遂げるのが安蘭さんの凄さなんでしょうけれど・・・。
今回はベルナール、黒い騎士ですか・・・。
貴族なんかクソ食らえッッていう姿勢が似合いそうだなぁ・・・(*´∀`*)
あすか嬢のロザリーも、心の優しさが表にどんどん出そうだし。
公式の粗筋を読む限りでは、どこが見せ場なのか、
どうラストをもってくるのかが、多少気になるんですが(・ ・)
安蘭さんと、あすか嬢ならば、どう来ても大丈夫でしょう。
「ジェローデル編」ッッ!!!
水さんが「えッ?私、またベルばらですかッ?」
「ええッ??私、ジェローデルなんですかッッ??」
と、言ったかどうかは分からないですが、
内心そう思ってらしても、いたし方ありませんよねぇ。
正直、水さんのファンも「ベルばら」はもう勘弁なのではないかなぁ・・・。
しかも、ロン毛のボンバージェロ様だよッッ!!
オスカルに向かって「我がシルフィード」とか言っちゃう人だよっっ!!
ジェロが主役なんて考えられない。
「ソフィアが想いを寄せていく・・・・」と粗筋にありますねぇ。
そんなの関係ねぇぇ!!ってココで使わなきゃいけませんね。
フェルゼンの妹に恋心を抱かれるジェローデルのお話(・ ・)
これ・・・・1時間40分、もつんでしょうか?
何なら、『ミロワール』を倍の時間してくれた方が、
喜ぶかもしれないよ(・∀・)ノ
う~ん。コムちゃんだったら、どの外伝がヨロシイかなぁ(*´∀`*)
オスカルの印象が頭に張り付いているから、
けっこう考えるのも難しい!!
コムちゃんのアンドレも見てみたかったかな(・∀・)ノ
想うよりも想われるタイプなのは決定的なんですが、
オスカルを想いすぎて、1人打ちひしがれちゃってるコムドレも
かなり見てみたいかもしれないッ!
その場合のオスカルは、ぜひとも池田銀行にお願いしよう!
男役の中で、コムちゃんよりも華奢な方って居ないに等しいし、
娘役の中で、池田銀行ならば、男装の美女をやってのけるだろうから!!
でも、実際に橋の上で、「オスカルどこだぁぁぁ~~?」っと
自分が撃たれているにも関わらず、オスカルのことが
気になって気になって、探しまくるコムちゃんを見たりなんかした時にゃぁ、
涙が止まらんでしょうなぁ。・゚・(ノД`)・゚・。・。
オスカルが無事だと分かり、
オスカルの姿を思って、
最後は微笑んで死んでいくコムドレ・・・・・・
。・゚・(ノД`)・゚・。・。
見たかったかも。
今回の3役からだと・・・・?
フェルゼンの妹に想われちゃうコムジェロ。
妹を失い、オスカルにも振り向いてもらえないアランコム。
恨めしい貴族の屋敷に匿われ、そこで嫁までもらっちゃうベルコーム。
どれもいらんわ~いッッ!!