新 勝手にコム論
元宝塚歌劇団雪組トップスター朝海ひかるさん!舞台道を走り続ける朝海さんのちょっぴり昔の記録です^^
中日劇場 エリザベート ②
- 2008/08/24 (Sun) |
- 舞台観劇論 |
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●子ルドルフのママはコムちゃん・・・。
「ママには会えないの~?」
子ルドルフが可愛いッッそして健気だぁ><
ゾフィーおばぁさまが教育をしているんだけど、
本当に可哀想で・・・・。
子ルドが「ママァ!!ママァ!!」と呼ぶ、
その対象はコムちゃんなんだよな~・・・と
ふと思ってはみるものの・・・・・
「コムちゃん」のイメージが強くって、
ママにはどうしても見えなかったりしました^^;
そんな子ルドがママを求めているときにも、
ママはトートに誘惑されて大変なことに!!
シシィの書斎に現れた武田トートが
かなりグイグイ迫りましてね、
シシィのショールをずりずりと脱がす・・・脱がす・・・
何だかちっとばかし肩が露出しただけなんだけれども、
何だかコムちゃんだとエロさが出ていいですね。
チラリズムが似合う女優だわッ
ずりずりなってるときに
シシィは正気になっちゃって(チッ)
武田くんを突き放しました。
●ミルクの市民にルドルフが^^
ミルクの場面はやっぱり男性陣が入っているだけあって
とっても迫力がありました~(*´∀`*)
友人から「どこかにルドルフの浦井くんがいるよ~っ」と
事前に教えてもらっていたので、オペラで探しました^^
半ば諦めかけたときに、
帽子を目深にかぶり、あまり正面を見ない浦井くんを発見!!
かっこいい~~!!!
市民でボロを着ていても、やっぱりかっこいい!!
最後のキメのときに中央台車の右側に立っているのが浦井くんです^^
●鏡の間の位置が高かった・・・・・
1幕ラストの鏡の間。
ヅカ初演のお花様の美しさに敵う鏡の間シシィを
論者はまだ再演で目にしたことがないので、
東宝のコムちゃんに期待していました。
とっても美しかったのですが、
寝室の扉が階段の上にあるんですよ。
なのでコムちゃんが伏せ目で下りてくるんですよね・・・。
惜しいッッ!
まっすぐ正面を見ているコムちゃんの方がもっとキレイなのに!!
もうちょっと低い階段にならないものだろうか・・・。
最後に扇で顔をバサッと隠すシシィが男前でした(*´∀`*)ノ
●エーアン!エリザベート!!
武田くんの御者姿がかっこいいよぉ!!
鞭をもってシシィの乗る馬車を操ります^^
その姿に気づいたコムちゃんの冷たい目(笑)
「またアナタなのねッ」との鋭い目だよ!!
勝利を手にしたと強気のシシィと
どうせ人生を憎みだすと言い張るトートとの
掛け合いの歌がいいですね~(*´∀`*)
ヅカ版よりも前半部分のお歌が長めで、
シシィの気持ちがより深く理解できます^^
ただトートとやり合うだけではなく、
政治的な要素と絡ませながら、
シシィが1人で歩いていく姿、自分のために切り開いた道を求めている!
ということがとってもよく伝わってきます^^
ポスターで着用しているブルーのドレスだったかな・・・?
ここのコムちゃん、とってもキレイです(*´∀`*)
●子ルド再び
子ルドが可愛い!!
大きな本やらオモチャやらに囲まれて、
暗闇の中でトートと出会います。
一生懸命に歌う少年がホントに健気なの!
最後はセットの本に腰掛けたまま、そのままスライドして
袖にはけていきました・・・・
そのときの「はぁ・・・(僕は1人ぼっちだぁ)」という
表情に何とも胸キュンです。
●アナタの方が自由
病院訪問での歌がすっごい難曲(・。・;
高音がたくさん出てくるんだものッ
コムシシィの狂いそうな心が伝わりました~><
心も身体も束縛されているシシィ・・・
村井パパのように自由に生きたいと願ったシシィには
どうしても受け入れがたい我が生き様です・・・。
●娼館
コムちゃん自身も大好きだと言う娼館のシーン!
すっごい早着替えをしてでも
出演してみたいというコムちゃんですが(@パンフレット)
すっごい似合うと思うわ~~ッ!!
マダムヴォルフもすっごい衣装だよぉ(恥)
どこまで切れ上がっているの!!あの衣装!!
それを越すのはマデレーネ。
網の目のような衣装で、どこまでも露出よ!!
コムちゃんにはそうだな・・・
タチアナを演じて欲しいかな^^
「ウェルカム!!」とか吐息交じりに言って頂きたい。
娼婦の中にかなり色っぽい南海まりちゃん見っけ!!
アキバアイドルみたいだった~~(想像だけど)
顔はコムちゃんと同じで幼いのにさ、
すっごい開脚とかしちゃってね(照)
その筋の方々には人気No1間違いなしの萌えっぷりを発揮です。
●器械体操
コムちゃんのパンツ姿は本当に似合うなぁ!
暗闇で吊り輪に手を伸ばそうとするコムちゃんの姿。
皇太子ルドルフを演じていたころの
少年コムちゃんのように一瞬ですが見えました。
●ゾフィーにもまた涙・・・
我が息子を皇帝陛下と呼ばれるまでに
厳しさをもって育て上げたゾフィー・・・
ゾフィーの気持ちはフランツには伝わらず、
決別を言い放たれるゾフィー・・・・
皇太后としての務めを全うしたゾフィーは
母親と息子との絆を保つことは出来ずに
寂しく旅立っていきました・・・。
彼女の弱弱しい最期の歌声を聞きながら、
母親としても生きたかった自分を押し殺したのだろうな・・・と思うと
泣けてきちゃいました。
●パパみたいになれない。
詩を書こうと紙とペンを持つシシィ・・・
でも書けない・・・詠えない。
そこに現れたのはシシィの憧れ村井パパ。
2人の歌がいいんだよ~~(*´∀`*)
コムちゃんの高音と村井パパの渋い低音。
現実に押しつぶされそうな毎日を送るシシィの前に
久しぶりに現れた夢の中のパパ。
パパを想うシシィは、
自由だったあの頃を思い出して、
久しぶりに束の間の微笑を見せます。
「パパみたいになりたかった・・・」
「努力したわ・・・」
「自分は騙せない・・・」
「人の世を知らなすぎたわ」
「もう遅すぎる」
「パパみたいになれない・・・」
自分の気持ちを吐露するシシィが本当に苦しそうで・・・。
いつから自分の進む道を誤ったのか・・・
押しつぶされそうなシシィの苦悩は
解決の道を探ることが出来ずに、
自由には、パパみたいにはなれないと・・・
シシィの悲しい声がとても切ない場面でした・・・。
コムちゃんが可哀想ではないかぁぁぁぁ!!
この後、ルドルフの登場!!!
(そして力尽き・・・)
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