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新 勝手にコム論

元宝塚歌劇団雪組トップスター朝海ひかるさん!舞台道を走り続ける朝海さんのちょっぴり昔の記録です^^

カテゴリー「舞台妄想論」の記事一覧

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蜘蛛女の舞台化とは・・・

『蜘蛛女のキス』~論者なり組立~

読み終わりました。終わりましたが・・・
ホントに大人の小説といった感じで、
内容もそうですが、登場人物の微妙な心の変化、
脱線していく話、現実と物語が入り乱れるクダリ・・・
ゆっくり真剣に読まないと楽しめない小説でした・・・。
こんなにも真剣に読んだのもすごく久しぶりかもしれません。
これも朝海さんが演ればこそですッッ!!
朝海さんが演ることがなければ絶対に
手にとることもなかったであろう小説です(きっぱり)


『コム論』に来られる方々の中にも
もう既に読まれた方が数名いらっしゃるようです。
みなさん勉強熱心。

論者なりにちょっと話をまとめてみます(ホントに大雑把)
場所はアルゼンチン・ブエノスアイレスの刑務所。
2人の男が1つの房に収容されています。

1人の名はモリーナ(石井一孝さん)、37歳
未成年者への猥褻罪により懲役8年を宣告。
病気の母親(初風さん)のことを心配するホモセクシュアル。
恩赦を受けるべく同室のテロリストの尻尾を掴む任務に就く。

もう一方の名はバレンティン(浦井健治さん)、26歳
母国の植民地支配を憎むテロリスト。
連邦警察により検挙、国家行政権下におかれ裁判を待つ。
同室者モリーナに少しずつ心を開いていく。
孤独な夜には昔の恋人マルタ(朝澄けいさん)を想う。


石井モリーナと浦井バレンティンの語り合いで話は進んでいきます。
ほとんどが石井モリーナの話す映画の話で、
計6作品もの映画を浦井バレンティンに話します。
その間に両者に微妙な心の変化が生まれ、
だんだんと2人の素性も明らかになっていくといった物語。


えッ?
朝海さんはどこぞ?
そうそうそう!!そこ!それが肝心(芝居がかってんな)

朝海さんが演じる「蜘蛛女」は実のところ
モリーナの語る映画にも、実際にも出てきません。
「蜘蛛女」の文字が出てくるのは小説の終盤。

「あんたは蜘蛛女さ、男を糸で絡め取る」

浦井バレンティンが石井モリーナをこう表します。


朝海さんはまぁ・・・確実に石井モリーナの語る映画のヒロインを
演じるのだろうな・・・と。


その6作品(勝手に論者が名付けちゃいますね)
1. 黒豹女イレーナ
2. フランス女優レニとドイツ人将校
3. 心優しき醜いメイド
4. 御曹司とゲリラ
5. 大農園のゾンビ伝説
6. 花形女優と新聞記者の悲恋

名付けるって程じゃないですね・・・(汗)
今度の舞台で全てを舞台化するのかどうかは
全く分からないのですが、
個人的には1,2,6は絶対に入れ込んで欲しいです(拳)

黒豹女といい、フランス女優といい、花形女優といい・・・
もうこれは朝海ひかるさんです!!
「小雨」のときみたいな絶世の美女で演ってください(懇願)


石井モリーナが語る風景描写や人物描写がとっても丁寧で
これが舞台化するのだなぁ・・・と思うとかなりの期待度です。

っていうか朝海さんがさ・・・完全女ってのがさ・・・
男役・朝海ひかるの女役が大好きだった論者にとっては
とてつもなく涎ものぉ(やっぱりそこ)

1つ1つの映画についてはまた書きます^^(出来るのだろうか・・・?)


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プロフィール

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性別:
女性
趣味:
朝海さんを影から応援すること
自己紹介:
私の毎日は朝海さん一色!!そんな約4年間の記録です。

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