新 勝手にコム論
元宝塚歌劇団雪組トップスター朝海ひかるさん!舞台道を走り続ける朝海さんのちょっぴり昔の記録です^^
わたドレの大きさに魅せられて
- 2008/04/29 (Tue) |
- 映像観劇論 |
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1年と3ヶ月のときを経まして、
やっと見ることが出来ました、湖月さんアンドレ(*´∀`*)
包容力と心の大きさと・・・
普段のイメージをもってしても、
アンドレにぴったりの湖月さんですが、
あまりのアンドレっぷりに、
1週間前までフェルゼンを演じていたなどとは思えませんでしたし、
朝海さんとも、まるでいつもコンビを組んでいました!!というような
寄り添い具合で・・・・・。
さすが、わた茶で「ベストカップルと言われました・・・^^」と
自ら言いふらすだけのことはあるな~(*´∀`*)
そんな湖月さんアンドレのポイントを
ちょっくら拾っていこうかと思います(・∀・)ノ
●大木から現れた大人オスカル&アンドレの戦いにて、
少年のような笑顔で戦いを楽しむわたドレ^^
湖月さんの顔がもともと笑い顔なのもその要因ですけれど、
「オスカルとこうしているときが、俺は幸せなんだ~!!」感が
伝わってきますね~~(*´∀`*)
本当にニパッとした笑顔なの!!
●ジャルジェ家の広間にて、
マロングラッセにあ~だのこ~だの言われるわたドレ・・・
「アイツ、衛兵隊に行くようになってから、変わりやがったんだ!」
わたドレのふて腐れっぷりが面白い。
ぷ~んッ!!みたいな感じですよッ!!
おさドレみたいに、
「僕ぅぅぅ・・・いらないのかなぁ・・・モジモジ」みたいなのでは
ありませんよッ。
わたドレは「オスカルは今までそんなんじゃなかったのによッ!」っと
心から悔しがっているのです。
●カーテン前にて、アンドレの独白シーン・・・
「俺には財産も何もない・・・
ましてタイタンの力も、サテュロスの蹄もない・・・」と
自分の小ささに悩むわたドレです。
でも、このわたドレのコムカルへの熱気からすると、
タイタンの力くらいは平気で出せそうだ。
「オスカル・・・」とか「俺のオスカル・・・」とか言うたびに、
思い出しテレ笑いをするわたドレ(*´∀`*)
わたドレの心にはいつでもコムカルが住み着いています。
●第2幕、オスカルの結婚話を聞き、動揺するわたドレ。
「オスカルが結婚!!そんな・・・そんなバカな!
・・・(略)・・・例えオスカルを殺してでも・・・」
今からでも、すぐにオスカルの部屋に突入して、
待ち構えていそうなくらいに、わたドレ荒れちゃってます(・。・;
「♪心の人オスカル♪」を歌うわたドレですが、
怒りのあまり「ああ忘れじの君」の「ああ」が
「はあ」になってます!!それっくらいの心のざわめきです!!
●毒殺の名場面にて、
わたドレの薬の入れ方は真面目に二等分ヨ。
誰だったかな~・・・・確か、水ドレだっけな・・・。
あせる余り、コムカルのグラスにばっかり毒を入れていた人もいたな^^;
●コムカルのわたドレに向けての「乾杯^^」は乙女!
瀬奈ドレには強い女か男か分からないような、
野太い「乾杯」だったんだけれど、
わたドレの前では可愛いオスカル様^^
●堪えかねてオスカルの毒入りグラスを叩き落とすわたドレ。
わたドレはコムカルへの想いをゆっくりと・・・
けれど確実にコムカルの方へじりじりと近寄りながら吐き出します・・・。
「・・・(略)・・・ただお前のそばにいられるだけで幸せだったんだ。」
このあたりから、コムカルの様子がおかしくなります。
確実に近づいてくる大きなわたドレの異様な空気感を
背中で感じながら、目をくるくるさせて怯えています・・・。
●突然に
ヤレ~!!わたドレ!!そうだ!そうだ!!
これっくらいの抱きつきっぷりを求めていたんです、私。
孤高のコムカルには上級生のわたドレくらいしか、
この抱きつきっぷりは許されないんでしょうか・・・??
それほどに凄かったです。
当時も「コムちゃんの足が浮いていた・・・」とか
「コムちゃんが思わず「あん!」って言ってしまった」とか
いろいろと噂になっていたんですよ!!
ホントに超密着!!!
コムちゃん、それこそ自由がききません!!
逃げれないッッ!!逃げれないッッ!!
●切ないわたドレ・・・
「それに俺の役目はもう終わったのかもしれない・・・
あのジェローデルはお前を心から愛している。
・・・(略)・・・これからはッ・・・・・」
ジェロのことを持ち上げ、自分の役目は終わったと言い切るわたドレ。
その落胆っぷり、悲しみ、後悔の念・・・
水ドレのように、この後、自害してしまう心配はなさそうですが、
わたドレの打ちひしがれ方も大変なものがありました・・・。
●今宵一夜、前場面にて、
コムカルはすごく丁寧な言い方で、わたドレにお礼を言います。
これまでの感謝の気持ちを心から、わたドレに伝えます。
それはそれは乙女に、純粋に、可愛らしく・・・
瀬奈ドレのときみたいに「どうなのッ?どう思ってんのさ?」みたいな
言い回しじゃなかったの!!
(でもそれは瀬奈ドレのせいではなくて、
本番、役替りお稽古、本番、役替りお稽古、イライラ・・・が
コムカルの中に募ってしまった結果かと思われますが^^;)
●「心配するな。死ぬまでそばにいてやるぞ」
コムカルの手をにぎり、コムカルの目を見つめ、
優しく微笑むわたドレ・・・・
わたドレには、もう何の望みもなく、
純粋にコムカルのそばにいようとする想いがとても伝わりました。
●形式的今宵一夜。
コムカルとわたドレの今宵一夜はね・・・・形式的だった。
そんな風に見えるんだけれども、
ギリギリまではいってない感じ!!
そこまで求めるのはどうかと思うんですけれどね、
だって水ドレとか瀬奈ドレを見ちゃった後ですと、
危うさを期待しちゃうじゃないですか!!!(少数派か?)
「どぇぇぇぇ~!!ちょっと待てぃ!!」ってな危うさが欲しいの。
水ドレなんて、楽近くになって、またちょっと態勢をかえてみたら、
あとちょっとでヤバかった、倒れそうだったとか、
VISAトークで白状してくれてましたもんね^^
水ドレくらい確信犯的に、コムカルに接近しよう!!
●橋の上にて、銃弾に倒れるわたドレ。
見えないはずの右目で最後に見た幻のコムカル・・・。
カシドレが幸せそうに、
コムカルが生きているのを知って死んでいったのに対し、
わたドレは悔いがありそうだった・・・。
コムカルを守れたのだろうか・・・
という想いで死んでいったように見えました。
●天国にて、
わたドレのもとへと走っていき、馬車の中で
「アンドレの胸板~~」と頭をもたせ掛けるコムカルです。
甘えん坊コムカルはわたドレの大きな胸板が
超お好みように見えました(*´∀`*)
極めつけは、わたるさんだから出来る業!!
盆が回りだしたときに、わたドレ以外のアンドレズは
1段上がったままコムカルを片手で支えますが、
わたドレはちゃ~んとコムカルと同じ段に降りなおしてから、
コムカルをムンズと抱き寄せて、回っていきました。
回転する盆の最後の方で、
愛しいコムカルをもう1度覗き込むわたドレ・・・・。
おさドレはもう既に終了していた箇所です。
●その後カーテンが閉まり、上手から登場したフィナーレ水さんが、
わたドレの抱擁を目撃し、動揺のあまりか、
歌がいつもよりもとんちんかんだったように聞こえたのは、
論者だけではあるまいな。
●フィナーレ黒金お衣装にて、
おチビちゃんコムカルに目線を合わせて、
覗き込みアピールをしてくれる湖月さんでした(*´∀`*)
わたるさん(*´∀`*)
本当に素晴らしいアンドレでした!!
雪組の座談会で
「同じ台詞で同じ動きをしても、全然違う!」と言っていた意味が
十二分に分かりましたね~。
内面からでるものって大事^^
あとは瀬奈ドレと安蘭ドレを順次放映してくれるのを待つのみ^^
朝海さんと湖月さんって、
この身長差がたまりませんねぇ(*´∀`*)
絵麻緒ぶんちゃんと湖月さんの配属先が
チェーンジされていたら・・・・・
もっと色々な伝説的シーンを作り出してくれたかもな~っと
思ってみたりッッ!!
惜しいッ!!
宙組でいっしょしていた時期もあったし、
雪組に湖月さんはよくよく特出してくださっていたし、
う~ん、あの当時、劇団上層部でも
きっと持ち上がった議題じゃないなのかな~っと
未だに思っていたりします^^;
未練がましいな。
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